- 増井 真也
- 建築部門代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
計画中の家のスタディーを行ないました。
夫婦とご両親が住む分離型ではない2世帯住宅なのですが、最近のご依頼にはこの分離型ではない2世帯住宅というのが増えています。私自身も分離型ではない3世帯住宅、つまり私の祖父、両親、そして私の夫婦とその子供たちという8人暮らしをしていますが、一見不便そうに感じるこの生活も、慣れてしまうと大勢で住む中で生まれる微妙な人間関係と秩序を楽しむことができるようになってくるのです。
プランは微妙な人間関係を、なるべくスムーズに心地よく動かせるものであるべきで、家族構成による可変性、つまりは個室何部屋という感じではない、LDKの回りにまとわり付くようなスペースを区切って使うような構成がよいでと思っています。