- 仲吉 厚志
- 一級建築士事務所シンクロ設計 代表
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
東京(本州)も亜熱帯化しているのか、今後は台風の影響を考えないといけなくなりそうです。
現在、大型の台風9号が関東地方に接近しています。
沖縄県と違い、本州の住宅は台風に対する準備があまり出来ていないように感じますので、出来るかぎりの台風対策が望まれます。
雨戸を閉め施錠する事はもちろんですが、庭に飛散しそうなものがあれば、今のうちに結束し固定しましょう。
気密性の薄いサッシが付いている場合は風に伴う雨水の流入が心配されますが、
一番怖いのは風に飛ばされてきたものが建具を破壊する事です。
東南方向から風は吹いてきますので、その方向は特に風の影響を受けます。
この面の窓は注意が必要です。
地下室のある住宅は違う意味で注意が必要です。
地盤面より深い床面(空掘り)などがある場合は、排水溝を清掃して集中豪雨に備えましょう。
また、地下ピットにポンプがある住宅などはポンプが機能しているか確認が必要です。
心配すればきりはないのですが、風が弱いうちにとれる対策を行いましょう。
写真は去年、沖縄の台風で被害があった住宅の写真です。
1 東側の屋根の被害。
2 飛来物
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