- 武本 之近
- 株式会社グルコム 代表取締役
- 東京都
- Webプロデューサー
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
ホームページ運営 負のスパイラル(笑)02
-
前回続きです。
まず、
(2)制作 → 制作会社 運営 → 自社
(3)制作と運営 → 制作会社
のメリット・デメリットですが、
(2)の場合は、
メリットとしては、専任でスタッフを置くよりは、人件費を抑えられる点と、外注に任せるよりは、更新対応をスピーディに行えるという期待ができます。
デメリットとしては、専任でWebサイトを運営するワケではありませんので、作業が後手後手になりがちです。また、Web制作・運営の知識があまりないケースもありますので、ページを追加で増やした際に、Webサイトがどんどん付け焼刃的になり、ユーザービリティの悪いサイトになっていく可能性があります。
(3)の場合は、
メリットとしては、Webの専門家なので、更新・サイト拡張時などもWebサイトの健全化が維持しやすいと思います。また、制作・運営に関して困ったときなどにも助言を得られるので、自社ホームページに余計な時間を割かれる事が少なくなります。
デメリットとしては、対応スピードに関しては、(1)(2)に比べ、遅くなる点があります。(これは、どうのような対応にもよりますが、、、、内容によっては、(3)の方が早いケースもあります。。)
また、更新範囲の取り決めなどがありますので、更新対応の柔軟性にかける点もあります。
多くの中小企業の皆さんは(2)(3)のケースが多いではないでしょうか。
当社でも、(2)(3)のケースは両方経験しておりますし、対応していますが、
おすすめとしては、
(2)の担当者が、Webの知識にあまり自身がないのであれば、(3)の運営形態でホームページを運営することをおすすめします。
Webの知識とは、どこまでかと言うと、最低限Webサイトを自分で制作できる事。そして、Webサイトに成果を求めるならば、集客・お問い合わせに繋げるためのある程度の知識はあること。が必要だと思います。
上記を満たしているのであれば、(2)で運営するのが一番だと思います。
そして、あまりにクリティカルな制作・改変などが必要な際に、制作会社にスポット的に依頼する。といった運営がいいと思います。
(3)で運営する場合も、結局は制作会社次第なところもあると思いますので、必ずしもベストとは言えないですよね。
制作会社もいろいろなタイプがあります。制作前の打ち合わせで十分ヒヤリングして、検討することをおすすめします。
そしてタイトルの【負のスパイラル】ですが、
(2)のケースが特になりがちなのですが、
・ 自分の仕事が忙しく、自社サイトをあまり更新できていない
・ 更新しているのだが、成果がでない
・ サイトが付け焼刃になっている
担当者は、がんばって自社サイトを更新しているのだけども、成果が全然でてこない。などの状態に陥り、結局は、運営自体をほったらかしにしてしまう。。。
ホームページって、結果が見えてこないとモチベーションが下がりますからね。そうすると愛着もなくなり、いずれ、ほったらかしに・・・(笑)
多くの場合、行き当たりばったりで、更新や拡張をしていき、手に負えなくなるケースが多いです。
そして、1年~2年ぐらい持つWebサイトが、半年~1年ぐらいで、再リニューアル・・・。
そうならない為にも、ある程度の計画を持って、サイト運営して行くことをおすすめします。
ホームページ制作 東京【グルコム】
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