- 澤田 且成
- アイディーテンジャパン株式会社 企業ブランディングコンサルタント
- 東京都
- ブランドコンサルタント
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
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No.142 ネーミングだけじゃない「東京ばな奈」成功の秘訣
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ブランディング・ブランド戦略パートナーのアイディーテンジャパン
(http://www.id10.jp)は中小企業のブランド戦略を支援しています。
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No.142 ネーミングだけじゃない「東京ばな奈」成功の秘訣
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“選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン 2010.09.20
ブランディングニュース『企業ブランド戦略の成功と秘密』
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【お知らせ】プレスリリースを発表しました
「かおり」に関する消費者意識調査結果を発表
32.1%がいい店の条件に「香り」と回答
~「香り」や「臭い」の認識に、企業と消費者間で大きなギャップ~
⇒ http://www.id10.jp/brandingresearch/kaori
※39のインターネットニュースでご紹介いただいております
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こんにちは。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。
ようやく秋らしい気候になってきましたね。
今日は連休中ということで、
お休みの方も多いと思います。
そんな連休が明ければ、
今年も残すところ、あと100日となります。
「今年こそ、こうなろう!」
そう決意した元旦の自分を振り返りながら、
残りの日も全力疾走したいものですね。
さて今回は、東京の定番みやげとして有名な
「東京ばな奈 見ぃつけたっ」を取り上げます。
東京以外にお住まいの方なら、
出張や旅行のおみやげとして、
年に一度は食べる機会があるのではないでしょうか。
これまでの「みやげ物」という常識を覆したこの商品は、
1991年の発売当初から話題となり、
今では東京の主要駅や空港、SAなどには
必ず売っている商品です。
売上は年間40億円といわれています。
さらにバナナ効果は東京にとどまらず、
大阪でも「大阪プチバナナ」「大阪バナナブッセ」という商品が、
あえて類似品として堂々と売られ、話題性をもたせています。
今回は弊社代表の澤田且成が、
「東京ばな奈 見ぃつけたっ!」のネーミングと、
ブランド確立を成功させた戦略についてお伝えしたいと思います。
東京ばな奈―東京ばな奈ワールドサイト
http://www.tokyobanana.jp/
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<本日の内容>
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
ネーミングだけじゃない「東京ばな奈」成功の秘訣
[2] フリーコンサルテーション
[3] 編集後記
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
ネーミングだけじゃない「東京ばな奈」成功のカギ
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■ 「東京ばな奈 見ぃつけたっ」誕生秘話
東京ばな奈が生まれたのは1991年。
ちょうどこの頃に、
バブルが崩壊し景気が降下しはじめました。
当時の東京みやげといえば、人形焼きや甘納豆、羊羹といったもの。
少し高齢の観光客が主な客層でした。
さすがバブル景気の時代。
出張に訪れたサラリーマンが買い求めるおみやげは、
銀座の有名百貨店にあるブランド品や洋菓子といった
高価なものでした。
しかし、
出張帰りのサラリーマンや地方に住む観光客の財布にも、
バブル崩壊・不景気のしわ寄せが・・・。
「職場、家庭に持ち帰っても文句を言われない菓子は?」
「値段も手頃なちょっと良いもの、おしゃれなものは?」
そう思い悩んでいた客の前に現れたのが、
この「東京ばな奈」だったのです。
明確に“東京みやげ”と分かり、
少し洒落たフレーズを使った
「東京ばな奈 見ぃつけたっ!」。
東京の名産でもない“バナナ”を使い、
東京の名所でなく“黄色いバナナにリボンをつけたキャラクター”
をパッケージに起用した商品は、
それまでのみやげ品を覆しました。
発売当初から話題を席巻し、
やがておみやげブームを引き起こすこととなるのです。
詳細はこちからから
⇒ http://www.id10.jp/node/273
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