- 伊藤 誠
- 代表取締役
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
主人が2年ほどで退職を迎えるのですが、先日会社から、退職後の生活などの研修会がありました。
今は退職金も
1.全額もらう
2.半額もらい、あとは年金の形で支給
3.全額年金として支給
の説明がありました。
1を選んだ場合税金は30万円ぐらい(説明によると)になるのですが、株の譲渡益が500万ぐらいあるとすると、退職金にかかる税金も増えるのでしょうか?
もし会社がつぶれると(こんなことがあっては困るのですが)、2、3を選んだ場合、年金はもらえなくなるということでしょうか?
選ぶチャンスは1回です。どれを選ぶかにより、大きく損得が分かれます。これは有償でも相談する価値ありですよ。
行うことは、それぞれの場合の将来にわたる税金・社会保険料がいくらになるかを計算し、どれが一番有利であるかシュミレーションしなければなりません。
全員同じ答えというわけではなく、年金の額や将来の就労等々により異なります。
1)を選んだ場合ですが、税金は増えません。退職金は最高に優遇されている税金で、しかも分離課税といい、退職金だけで完結します。
2)、3)を選んで会社がつぶれた場合、年金がもらえなくなる可能性はありますね。
ここで、最近こんな実例があります。
大損しているゴルフの会員権を持っている人が同じように退職したのですが、株の譲渡益で税金をたくさん払いました。後で気が付いたのですが、その時にゴルフ会員権を売って損を出しておけば、税金を払わずに済んだのです。
退職時は、最もFPに相談するタイミングの1つですよ。
相談窓口はFP知恵の木