人は必ず死亡しますので死亡率は100%です。
それでは、その死亡によって相続税がかかる人はどれくらいいるのでしょうか?
答えは4.2%*1です。
この理由の1つに相続税の基礎控除が大きいことが上げられます。相続税では、亡くなった方の財産の時価の合計が、次の基礎控除額より少なければ税金はかかりません。
基礎控除額=5000万円+1000万円×法定相続人の数
従って相続人が配偶者と子供2人であれば8000万円までは無税となるのです。
なお、配偶者に対する税額軽減制度など、相続税の申告をしないと適用が受けられないものもあります。従って、相続税は納めなくても相続税の申告が必要な方はもっと多いでしょう。
相続税を軽減するための相続税対策は不要でも、円満な相続に向けて、相続対策のほうは大切ですね。
このコラムの執筆専門家
- 木下 裕隆
- (東京都 / 税理士)
- 木下裕隆税理士事務所/有限会社TAC 有限会社TAC代表取締役 税理士・CFP
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平成21年に事務所を新築し、今までの敷居の高い税理士事務所のイメージを取り払い、気軽に来ていただけるよう明るいカフェのような事務所作りを目指しました。独立開業・法人設立から相続・事業承継まで、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
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