- 佐山 希人
- 佐山建築研究所 一級建築士事務所 代表取締役所長
- 建築家
対象:住宅設計・構造
●2010年6月27日(日)
通気層を採っていない棟の外壁を何の材料で更新するかを検討。私はガルバリウム鋼板系でさくっとデザインも 一新してしまうことを提案。(唯一の施主である相方に...) しかし、相方は手塗り系の左官仕上げがやはりうちには似合っているのではと強固に逆提案。ガルバリウム系では角波あるいは縦ハゼでも3,000円/m2〜 4,000円/m2でやれる。150m2あるので450,000円〜600,000円。左官系では当初から採用しているボード系に直接塗り上げて仕上げられる ホワイトVがコスト的には抑えられる。(約3500円/m2) しかし、外壁の色を黒あるいは濃い茶の葉山の伝統色にしたいと考えているためホワイトVに顔料を入れるのではアクが出てさんざんな結果になることが目に見 えていた。なので、下地材のジョイントVに塗装の組み合わせでやるしかない。すると、3,500円/m2に塗装費用で最低でも5,000円/m2越えとなる。 ざっくりと見積もると750,000円。想定外の外壁更新はかなりの出費となりそうだ。それでも左官系に軍配が上がり下地のボード系をネットで探しはじめ る。
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