- 清水 健太郎
- ライフクリエイション 代表
- 埼玉県
- キャリアカウンセラー
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
キャリアカウンセラーという仕事は時に険しく時に迷いも大きな仕事である。しかし忘れた頃に大きな感動、かけがえの無い財産を得ることのできる仕事でもある。
今日、私が担当した卒業生から嬉しいメールをもらった。いや嬉しいを通り越して感動、感激、涙である。その学生は4年生のとき中々就職が決まらずに、途中何度も投げ出しそうになったし、私のところに来てただ涙して帰った事もあった。最終的に接客業の仕事に内定し卒業していった。そんな学生がその接客業で売り上げ100何十人中ベスト10に入ったと写真付で報告のメールがあったのだ。感動、感激せずにいられるだろうか。
キャリアカウンセラーという仕事はややもすると世間からのイメージでは就職をさせるためのアドバイザーという目で見られているのかもしれない。しかし私の捉え方は違う。クライアントが納得の行くキャリアステップを踏むために支援をする役割だと捉えている。だから私の屋号は「ライフクリエイション」であり人生を創造するお手伝いをするというのが基本コンセプトなのだ。内定させて終わり、ではなくクライアントのその後の働き方生き方がクライアントらしいものになっているかが目指すべき目標のはずだ。
彼女のメールの続きにはこんなことも書いてあった。「今は目標をもって仕事をしている」「日ごろから小さなことに感動したり、感謝して生きる気持ちって本当に大切」「今の学生には話を聴いてくれる人の存在は本当に大切」こんなことを言われて涙せずにはいられなかった。彼女はいつの間にか成長し本質を捉えた生き方を自らできるようになっている。
キャリアカウンセラーだけではないと思うが、人はスキルアップのみに目が行ってしまいがちになる。手っ取り早く、わかりやすいからだろう。しかしどんなことでもマインド力のアップ(大げさに言えば人間力のアップ)が不可欠であることは私の信念としていつまでも忘れずに持ちたいところだ。彼女が言っていた「日ごろから小さなことに感動したり、感謝して生きる」ことの積み重ねがマインドのアップにつながるとだろうし、そのことを改めて彼女によって確信を持たせてもらうことになった。大きなモチベーションをもらいこれからも学生たちやクライアントを信じて向き合おうと心を新たにした。
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