デザインの話し その2 - コラム - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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デザインの話し その2

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で、建築のデザインはと云うと、これが難しい・・・
商業・工業両方のデザイン力が要求されるのです。
昭和30年代、丁度丹下健三(東京都庁の設計者)が花形だった頃は機能主義(機能的なものこそ美しい)が全盛でした。
昭和40年代に入って磯崎新や黒川紀章が脚光を浴びると機能一点張りのデザインに批判が集中し感性に訴えるデザインが持て囃される様になりました。

現在は混沌とした状態で、様式と呼べるデザインが生まれなくなって久しいのが現状です。

渡辺篤の建築探訪は好きで、ゴールデンタイムでもないのに良く見ています。
でも気になる事が少し・・・。そう感性に訴えると云うか、気をてらうと云うか、奇抜な事をしてより世間の注目を集めたいと云う魂胆が見え隠れしてなりません。もっと構造計画をしっかりやれよ、とか、こんなに大きい窓造ったら室内の温度調節が大変やぞ、とかが見えてしまうのです。

理工系が敬遠されて久しい日本ですが、もう少し工業デザインを勉強されてはと、老婆心ながら思ってしまうのです。
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