- 大関 浩伸
- 株式会社フォートラスト 代表取締役 FP技能士
- 東京都
- 保険アドバイザー
対象:保険設計・保険見直し
損害保険の主力は、物保険と賠償責任保険で、事故が起きて初めて、保険の対象かどうかを見極める、出すべき保険金が決定するというものです。
保険商品の多くは、複雑化しているため、契約者側の理解は「細かい内容はともかく、とりあえず心配だから入っておく」という感じで、決して高くはなく、販売した代理店がきちんとフォローしないとスムーズな支払には至らないというものでした。
ここで特筆すべきは、保険会社側に「こういう理由で出ないorこの金額が精一杯なのです」と言われれば、それを打破できる根拠を探るほどの専門知識を持った、プロ代理店が殆ど居なかったということです。
※規定では、代理店は、保険金支払についてアレコレ言えないとなっているため、この辺を諦めていたのかも知れませんが、難解な「約款」を押さえていれば、このような泣き寝入りは起きなかった筈でした。