暮らしの奇妙な経済行動.3自己決定の歪み - ライフプラン・生涯設計 - 専門家プロファイル

新谷 義雄
行政書士しんたに法務事務所 行政書士 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
京都府
行政書士

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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暮らしの奇妙な経済行動.3自己決定の歪み

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経済の話ですが、FPとは大分離れてしまいますがお付き合いを。

行動経済学という分野なのですが、FPで学ぶ金融のシステムでは説明できないイレギュラー(100年に1度の大不況は意外に頻繁に起こってしまう)のメカニズム研究の過程で、ズバリ「人」の行動が非合理的である。事に着目しています。損だと言うのが明白でも損な選択肢を選ぶ人の「心理」要因ですので、心理学の分野に近いですが。

プロスペクト理論・・・同じ金額得をする勘定より、同じ金額損をする方が心理ストレスが大きい

いわゆる「損切り」出来ない原因にもなってきます。
1000円の株式が1100円に値上がる、900円に値下がる。どちらも100円の差ですが、900円に値下がりした際に「損失を精算したい」と、過度に値が戻る事(基準点に戻る)を期待して合理的な判断(損切り)が出来ないと言う事です。

更に「自己の決定」を覆す選択肢を選ぶ事にも大きなストレスがかかってしまいますので、ズルズルと「塩漬け」になってしまうのです。

経済を動かしているのは紛れもなく私たち個人ですので、非合理な選択をしてしまう事が大前提です。
そう言った面で、自分自身の損得勘定=経済的な損得勘定は違うと言えます。

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