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介護状態になったらどこで暮らしたいですか。

2023-02-28 10:11

みなさんは介護状態になったらどこで暮らしたいですか。自宅で介護をしてほしいですか。それとも周りに迷惑を掛けたくないので介護施設に入りたいですか。ほとんどの方は周りには迷惑をかけたくないので施設に入りたいのではないでしょうか。ただ、お金がないので悩んでいる方が多いかと思います。今回は施設にはどんな施設があり、いくらぐらいかかり、そのお金をどのように準備すべきなのかを考えてみようと思います。施設には主に下記の施設があります。施設の種類や要介護度により準備するお金が変わってきます。入居金や毎月のお金の準備の仕方としては「貯蓄」「自宅を売却して資金を捻出」「リバースモーゲージの活用」になってきます。

「貯蓄」

入りたい施設に入るためには毎月いくら貯めないとならないのか。何パーセントの利回りをとらないと貯められないのかを検討しましょう。

「自宅を売却して資金捻出」

自宅の売却額を想定するには、固定資産税納税通知書の評価額（公示価格の70％）を参考に検討するか、近所の売却物件を参考にするか、不動産会社に査定を依頼するかになってきます。

「リバースモーゲージの活用」

リバースモーゲージは自宅を担保にお金を借りる方法です。マンションの方は、ほとんどこの方法は使えません。戸建ての方は年齢やエリアにより貸してもらえる額が違ってきます。

＜高齢者のための施設、住宅＞

施設の種類	入居金目安	月額目安	概要
サービス付き高齢者向け住宅	敷金程度	20万円～25万円	高齢者が生活しやすい居住空間になっており、外部の介護サービスも受けられる賃貸住宅。
介護付き有料老人ホーム	０円～数億円	15万円～35万円	重度者や認知症の方の対応ができる。手厚いサービスを受けられるホームが多い。施設が介護サービスを提供。
住宅型有料老人ホーム	０円～数億円	15万円～35万円	食事などのサービスは受けられるが、介護サービスは外部になる。いろいろなタイプがある。
ケアハウス	0～数十万円	８万円～15万円	低額な費用で必要なサービスを受けられ、自立した生活ができる。重度者や認知症の方の対応は難しい。
グループホーム	0～数十万円	12万円～20万円	認知症の方の共同住宅
特別養護老人ホーム	0円	10万円～15万円	常時介護を必要としている方向けの施設。費用も安い。
老人保健施設	0円	８万円～15万円	入院治療は不要だがリハビリと介護が必要な方向けの施設。長期入居はできない。