- 各務 謙司
- カガミ建築計画 建築家
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
自分らしい住まいと暮らし見つけるウェブマガジン「家の時間」に
「別荘リフォームのススメ」の記事を書きました。
打ち捨てられた別荘をデザインリフォームで復活!
今回の連載では、1970年代の第一次別荘ブームで建てられた、
伊豆の古い別荘を、デザインリフォームで''復活''させた事例を
取り上げています。
実は、老朽化したり、親の代から上手く受け継がれないで、
打ち捨てられた状態になっている別荘が沢山あるのです。
伊豆や''箱根''、''軽井沢''や''蓼科''、''那須''や''房総''といった、
古くからある別荘地に行くと、屋根や外壁がボロボロで、
このまま行くと壊れてしまいそうな別荘が多々見られます。
この伊豆の別荘はそこまでひどい状態ではありませんでしたが、
代替わりや''設備の老朽化''のせいで、このまま放って置けば、
そのような状態になってもおかしくない建物でした。
孫が楽しめる仕掛けで、大人気に
別荘を快適にリフォームする方法は、
予算や構造、考え方によって色々あると思われますが、
このケースでは、まだ小学生のお孫さんたちに、
どうやって別荘の魅力を伝えるかが鍵だと睨んで、
計画プランを練りました。
結果できたのが、写真の登り壁と''スベリ棒''、''ミニロフト''です。
この仕掛けのお陰で、お孫さんたちが大喜び、
お子様たち家族が週末を争って使いたがり、
孫が喜ぶ姿を見て祖父祖母も喜ぶという上手い''連鎖''に繋がりました。
また、親としては別荘に行ったときくらいゆっくりしたいものですが、
子どもたちは遊びたい盛りなので、どうやって子どもの相手をするかは、
意外と別荘の難しいポイントなのです。
このケースでは回遊性のある遊びの仕掛けのお陰で、
子どもたちはずっと飽きずに遊んでいることができ、
親も静かに休むことが出来るようです。
「家の時間」の連載では、''他の別荘リフォームのポイント''についても
書いていますので、どうぞご覧ください。
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