- 西田 奈穂子
- キャリアカウンセリング・コンフィアンサ 代表
- 大阪府
- キャリアカウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
この時期になると、理系院生(特にM1)の就職活動支援の依頼が舞い込んできます。
まず大半が、「エントリーシート見てください!」というところから。
毎年、実験や研究発表会、研究室の雑用までスケジュールがバンバン入っているこの時期に、いよいよ就職活動に入ると言った感じで私のもとにやって来てくれるんです。
なのでスケジュールの管理がとてもしんどそう・・。疲れがにじみ出ています。。
春の学会シーズンには学内推薦の選考があったりしますしね。
そんな中での応募書類作成は、骨の折れる作業だと感じています。
そんな中で、はじめは「エントリーシートを添削してもらう」という目的でやってきた学生さんも、支援が進むにつれて就職活動と研究等のスケジューリングや取り組んでいる研究内容自体を客観的に見ることを覚えていきます。
キャリアカウンセラーとのやりとりで、「この実験を○日までに終わらさないといけないし、エントリーシートも○日までに出さないといけないから、エントリーシートの修正版は○日までに作らないといけないなぁ・・」と考えたり、「今やってる研究内容って、結局素人にもわかりやすく言うとどういうこと?」というこちらの問いに「他人にとってのわかりやすさって何か?」「自分が使っているのは専門用語なのか?どこまでが専門的な言葉なのか?」と考えたりしていきます。
もちろん、その考える作業を通して今自分が取り組んでいる研究を外から眺めることができ、面接でも必要となる客観的視点さえも養うことができるんです。
学生から社会人への移行期である今、様々なことを感じながら気づきながら日々を過ごしているんですよね。
理系院生からの支援依頼で、こちらも多くのことを学ばせていただいていると感じる毎日です。
キャリアカウンセリング・コンフィアンサ
西田奈穂子