数字を上げることが、社員の最大のモチベーション? - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

伊藤 健之
ユー・ダブリュ・コンサルティング 代表
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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数字を上げることが、社員の最大のモチベーション?

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活力みなぎる組織の「経営哲学」
「お客様から仕事をもらう(利益)」ことほど嬉しいことはない。
だから、売上・利益を上げることが、最大の社員のモチベーション要素である。

とある営業部門の企画担当の方のお話しだ。

「仕事がとれたら嬉しい」
私も、そのとおりだと思う。

しかし、この職場は次のような風潮がある。

■ 部下は、売上が上がらなくて困っている
■ しかも、数字でがんじがらめに管理されているため、仲間と協力
しあう時間は許されない。(仲間と話す時間があったら一件でも多く営業しろ、と)
■ こんなわけだから、個人でひたすらがんばるより仕方がない

どうだろう?
先ほどのような発破のかけ方では、何も解決しないのではないだろうか?

「そんなことは分かっている」
「どうやったら、お客様から仕事をもらうかで悩んでいるんだ」

という現場からの悲痛な声が聞こえてきそうである。

この発破のかけ方は、

「今期は、利益をあげていこうぜ」
「面白いことをすれば、ワクワクするぞ」 
「利益が上がらないと事業がなくなるから、みんなが頑張る必要がある」 

などという「掛け声」と同じで、まったく共感を生まないものではないだろうか?
「当たり前すぎる」し、社員のPain(悩み)にミートしていないからだ。
こうしたスローガンみたいなことで、社員を引っ張れる時代ではない。


冒頭のお話を聞いたときに、感じてしまったことである。