- 伊藤 誠
- 代表取締役
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
・現在60歳前の団塊世代退職金の見込み額は半数近い48.3%が「ゼロ−5百万円未満」
まず、この2つの条件を両方満たしている人は60歳退職。年金生活というわけには99%いきません。昭和21年生まれの人は63歳まで年金が半分もらえて、63歳から全額もらえるようになります。
年金受給が完全に65歳からになる現在44歳以下の人はもっと悲惨です。ちなみに私は43歳です。
さらに
・60歳を超えて、住宅ローンがのこっている人
・60歳を超えて、子供がまだ学生の人
(ちなみにこの2点については、私はセーフです)
もし、この4つの条件を満たしていたら、将来ノックアウトです。ですが、60歳までは収入があるので、倒れません。 怖いのは、ノックアウトは60歳までこないことです。また、ノックアウトになることも気づかず戦っていることです。
60歳を超えて、はじめてノックアウトになり、取り返しがつかないことに、はじめて気が付きます。
何度も書きますが、老後の生活は65歳で3000万円前後の預金をもっているかどうかが目安です。そして、自分が65歳の時にこのままいくと、貯蓄がいくらになっているかを事前に知ることが、最も大切なことです。これをお知らせすることが、未来設計書の最大のポイントです。
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