来年の注目の住宅ローンはフラット35S! - 住宅ローン全般 - 専門家プロファイル

山下 幸子
独立系FP事務所山下FP企画 代表・株)エイム西宮オフィス代表
兵庫県
ファイナンシャルプランナー

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対象:住宅資金・住宅ローン

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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来年の注目の住宅ローンはフラット35S!

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 来年の注目されるべき、住宅ローンはズバリ、「フラット35S」ですね。

といいますのも、政府の経済対策の特例として、この「フラット35S」の基準に合致する住宅を取得する場合、向こう10年間、住宅ローン金利をマイナス1%引き下げるという発表がありました。(正式決定ではありません。)
もし、そうなれば、今のフラット35の平均金利が、2.8%程度ですので、マイナス1%となると、10年間は1.8%です。

 これでは、民間の銀行の10年固定金利選択型より断然有利で、「民業圧迫?」といわれております。といいますのも、民間の銀行では、当初、10年間は金利優遇で仮に、同レベルの1.8%であったとしても、10年後の金利は確定できません。

ですが、フラット35Sでは、10年間後、もし金利が上昇していても、11年目の金利は2.8%(当初の融資実行金利)で、11年目の返済金額が確定しているので、その分返済計画が立てやすくなります。
フラット35Sは、住宅ローン保証料がないかわりに、団体生命保険料が別途必要で、この団体生命保険が高いのでは?といわれておりますが、現在民間の生命保険の競争激化によって、かなり保険料が安くなっています。(非喫煙・健康体などリスク細分型保険など)
うまく組み合わせれば、賢い住宅ローンが組めそうです。


※このフラット35Sについてご存知ない方もいらっしゃるかと思いますので、おさらいですが、
フラット35Sとは、

耐久性・耐震性・省エネルギー・バリアフリーなど4つの項目において、
住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく住宅性能表示の基準が
それぞれ設けられており、
その4つの項目のうち、1つ以上の項目の基準を満たし、
適合証明書の取得ができるものをいいます。

新築の戸建・マンションだけでなく、中古マンションもこのフラット35Sの基準を満たすものであれば、(中古の場合は対象物件かどうか検索してみましょう。検索はこちらhttp://www.flat35.com/f35ums/index.php

この10年間金利1%引き下げの恩恵を受けることが出来ますので、検討してみるとよいと思います。

詳しくはこちらの住宅支援機構のHPをご覧ください。
http://www.flat35.com/topics/topics_20091224.html

フラット35Sをとり扱っている金融機関一覧
http://www.flat35.com/kaitei/pdf/yu_gyoutai.pdf