人工木のデッキは良いのだろうか? - エクステリアデザイン - 専門家プロファイル

加藤 明伸
茶ノ木 代表取締役
神奈川県
エクステリアコーディネーター

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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人工木のデッキは良いのだろうか?

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ウッドデッキ
最近人工木のデッキが各社から発売されてます。

果たして、本物の木材と比べ、良いのでしょうか?

1.耐久性がある: と言われますが、まださほどの実績はなく、
  木質系と称す、50%以上木粉が混入している材料は、将来カビが発生し、
  腐るでしょう。 特に中空の形状では、空間に水が溜まりますのでお勧めできません。

2.色揃いがいい: 確かに工業製品ですので、色は揃います。
  しかし、数年経つといかにもプラスティックの感じで白く劣化します。

3.夏場は暑くなり、裸足で歩けません。

4.最大の欠点は価格が高い事です。

プラスティックは石油から出来ていますし、木粉を混ぜ接着剤で成形するため、
多くのエネルギーを消費しています。 果たしてエコでしょうか?

木材は温度・湿度で伸縮がありますが、通常長さ方向はあまり変化しません。
人工木はプラスティックのため、すべての方向で変化が現れます。

例として、数年経った東名・浜松パーキングの写真を添付します。
白い粉をふき、劣化が始まっています。 寸法変化によるビスの外れも発生してます。
ビスで抑えきれない激しい反りも発生してます。

これでいいのでしょうか?