- 齋藤 めぐみ
- キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント
- キャリアカウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
「自己PRをしてください」とか
「自分の長所と短所を教えてください」とか。
私は人前で自己PRをするのは苦手ですが、
面接で自己PRをすることは、割と好きです。
自分にできることなんて、たいしてないという
開き直りのせいなのか(笑)、あまり緊張しません。
たいてい、どんな想いで仕事をしているか、
私の未来はどうあってほしいか、夢を語るだけです。
もちろん今までの仕事に関しても、
「何ができるか」なんて、その会社で通じるかわからないし、
「どういう気持ちでその仕事に取り組んできたか」
「自分にとっての達成感を何で味わってきたか」
それだけです。
転職の際に、今までのキャリアが全くそのまま活かせることなんて
同じ業界、同じ規模、同じようなカルチャー、
同じ職種であったとしても、働く人間関係や
仕事の進め方などが違うことにより、
ほとんどないですよね。
だとしたら、本来PRすべきは、
「私は何者なのか」
「どんな状況でパフォーマンスをあげられるのか」
「覚悟はできているか」
「何がモチベーションなのか」
「夢は何なのか」
そんなところでしょうか?
採用を担当していたころに聞くポイントは
「あなたの根っこ(価値観)が何なのか?」を
わかるまで掘り下げることでした。
もちろん職種によっては「スキル・知識」も大事ですが
学び続ける力がなければ、それすら活かせない。
多少、スキルや知識が劣っていても、学ぶ力や
順応性がある方を採用するかも知れません。
そう思うと、本来の自分自身で勝負すればよいのです。
「わたしって、こういう人間です!」と。
そして、その仕事にかける熱意、思いをぜひ伝えてみてください。
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 めぐみ
- (キャリアカウンセラー)
- キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント
最後に決めるのは自分。人生に迷ったときのキャリアカウンセラー
ソフトバンクBB株式会社で人事・採用業務に携わり、その後、大手人材会社にて求人開拓営業などに携わる。2007年に独立し、現在はフリーのキャリアカウンセラーとして、経営者や一般の方の相談を受けている。
「キャリアカウンセリング」のコラム
「自己PR術」セミナー(2007/11/17 00:11)
日経WOMAN11月号(2007/10/12 00:10)