- 齋藤 めぐみ
- キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント
- キャリアカウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
「上司と合わない」だと伝えられているのを
よく目に、耳にします。
実際にカウンセリングでもよーく話を聞くと
そういうケースもいくつかあります。
その際に私がクライアントさんに聞くことの例は
下記になります。
・どういうところが、合わないと思うのか?
・では、上司がどうしてくれたら、辞めずにいられるのか?
・上司が変われば続けたいと思うのか?
・では、自分自身は上司からどう思われていると感じるのか?
・上司の仕事やミッションを全て知っているか?
などを聴きます。
入社したばかりの社員にとって、上司=会社となり、
上司と合わないと辞めるしかない・・・と思いこんでいる
ケースがかなり多いと思います。
でも冷静に考えてみると、上司や周囲のせいにして
現状逃避しているだけの場合や、上司の仕事や想いを
感じ取る力が欠落していたり、批評家になって行動していない自分だったり。
そんなときは上記のことを問いかけてみてほしいですし、
もう少し広く高い視野で自分の仕事を捉えてほしい。
その会社、業界から見た自分自身の仕事を見つめてほしい。
それでも辞めたいと思うのか?
まだまだできることは他にないのか?
上司の立場に立って再度自分の行動を見たのか?
それでも、違うなと思ったときは、「辞める」という
選択肢でもいいかなと私は思います。
人間ですから相性や感情・生理的に合わないという
理由ももちろんあるでしょうし、自分の価値観や
倫理観に反する人は受け容れられないこともあるでしょう。
でも一度立ち止まって「上司と合わない理由」を
しっかり考えてみてください。
本来、大事にしたいと思っている自分の価値観に
気づくきっかけになるかも知れません。
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 めぐみ
- (キャリアカウンセラー)
- キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント
最後に決めるのは自分。人生に迷ったときのキャリアカウンセラー
ソフトバンクBB株式会社で人事・採用業務に携わり、その後、大手人材会社にて求人開拓営業などに携わる。2007年に独立し、現在はフリーのキャリアカウンセラーとして、経営者や一般の方の相談を受けている。
「キャリアカウンセリング」のコラム
キャリアプランニングの仕方を教えてください。(2008/03/26 00:03)
ケース(13)やりたくない仕事を頼まれた(2007/11/12 00:11)
ケース(12)休職後のキャリア(2007/09/17 00:09)
ケース(11)意思決定のポイント(2007/07/25 10:07)
ケース(10)現職か転職か。(2007/06/06 00:06)