- 長谷川 進
- 神奈川県
- 経営コンサルタント
-
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対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
今日は変更管理についてのお話です。
緊急地震速報の誤報の原因が、業者による地震計ソフトの無断改修だったとの発表が先週ありましたね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090825-00000161-mai-soci
システム変更時のトラブルが後を絶ちません。
IT運用管理における「変更管理」の問題ですね。
記事を見ると、「無断で改修」「過程でミス」「報告せず」「気付かなかった」といったことが書かれており、起こるべきして起こったトラブルと言わざるをえません。
改修、テスト、変更適用といったプロセスを気象庁と業者双方が責任を持って行っていれば、かなりの確率で防げたトラブルだったのではないでしょうか。
「ITは難しいから」「ITは技術が分からないから」といった理由から、業者に丸投げするケースが多くなりがちですが、システム変更など重要なイベントについては、業者と密なコミュニケーションを図ることが重要です。
細かい技術的なことは分からなくても、改修、テスト、変更適用といったプロセスの実施状況について説明を受け、疑問点は確認するという手順を踏むだけでも、状況は変わってくるはずです。
システム変更時のトラブルほどもったいないものはありません。
横浜で働く中小企業診断士長谷川進のブログ
このコラムの執筆専門家
- 長谷川 進
- (神奈川県 / 経営コンサルタント)
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり
日本アイ・ビー・エム在籍時の15年間に多数のITプロジェクトに参画しました。その経験から、「新規事業が失敗する場合の多くは、構想段階に問題がある」と考え、リスクヘッジを根底においた事業戦略の策定、プランニングを行っております。
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