さらにモチベーションが持続しない原因として、ダイエットの結果が予測しづらいことが挙げられます。ダイエットの効果が頭では理解できても、心の底から信じられなければ、濃霧の中を歩くようなもので、持続的な行動や習慣とはなりません。
従ってダイエットの結果、自分がどう変化するかを、ありありとイメージすることが大切です。例えばお気に入りの服を着られて活き活きしている自分の姿とか、病気もせず元気に走り回っている姿とかを、繰り返し具体的に想像するのです。この場合、そんなの有り得ない・・などと思考の枠をはめないことが大切です。
この方法がなぜ有効かというと、具体的にイメージした光景は、潜在意識が「現実のもの」として捉えるからです。つまり、潜在意識を良い意味でダマすことになります。まんまとダマされた潜在意識は、その実現のためにせっせと働きます。その結果さほど苦労せず、目標の体重を手に入れることも夢ではありません。
その実現のためには、目標を紙に書いたり絵に表したり、現実のモデルとなる人の写真を壁に貼ったりと、様々な「仕掛け」を作ると良いでしょう。そしてその実現の暁には、自分を褒め称えるご褒美も忘れないようにしましょう。
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このコラムの執筆専門家
- 吉野 真人
- (東京都 / 医師)
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