省エネやエコ意識の高まりを受け、衛生陶器メーカーのTOTOとINAXが節水合戦を繰り広げている。これまでは、トイレ1回の水を流すのに13リットル必要だったが、いまや4.8リットルにまで減った。そこに、パナソニック電工が「トイレ=陶器」の概念をぶち破る家電型トイレで攻勢をかける。節水を核にデザイン性と快適性を備えたトイレが熱い。今、3強時代の幕が開く。
2009年08月10日11時05分 / 提供:ダイヤモンド・オンライン
そうですなね、確かにここのところトイレに関して選択肢が増えたという感じはいたします。
ただ、ここでもやはり、ちょっと過熱気味というか、まんまと乗せられている感もあったりするんですけど。
タンクレストイレが流行なんでが、なんと言ってもまず高価ですし、どんなところでも設置できるかというとそうでもなかったり、別途手洗い器が必要になったり、緊急時に使用出来なくなったりと良いことばかりではありません。
当社では複数のトイレがある場合、必ず1箇所は通常のタンク付きトイレをオススメしています。
まあ先にデメリットみたいなことを言ってしまいましたが、確かに以前に比べると断然デザインも良くなっていますし、何よりこれだけ節水してくれると家計的にも有り難いですよね。
実際に機器を決定するときは、本当に必要な機能は何かをよく検討し、目的をしっかりと持って決定するようにしましょう。また、コスト重視なら3社以外の国内メーカーで頑張っている会社もありますので、検討してみては如何でしょうか。
まあ、1点豪華主義ということもアリだと思いますので、その場合は他の機器や内装との相性など、専門家のアドバイスを聞いて決定すると良いのではないでしょうか。
それでは。
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このコラムの執筆専門家
- 井上 功一
- (東京都 / 建築家)
- 株式会社 RCdesign 代表取締役
100年の耐久性を前提に住まう方の想いに添った家造りをデザイン
東京・埼玉のお客様を中心に、三代にわたって住み続けることで豊かになる家づくりを提案。RC工法により耐震・耐火に優れた100年の安心を創出し、施工後も容易に組み替え可能な空間設計を実現したほか、お客様の住まいにかける想いをとことん追求しています。
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