品質・スピード・価格・自由度・保守性保つウェブ制作 - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

小坂 淳
株式会社環 
東京都
ウェブ解析士マスター

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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品質・スピード・価格・自由度・保守性保つウェブ制作

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品質・スピード・価格・自由度・保守性を保つウェブサイト制作



環の小坂です。

少し過ごしやすい気温になってきました。
先日知人の衆議院議員選挙の応援でビラを配っていました。
反応は非常によく、有権者の関心の高さを感じますね。

ウェブサイトで重要な要素


ウェブサイトを作る際に重要になってくるのが
「品質」「スピード(納期)」「価格」「自由度」「保守性」の5つであると思います。
これらは相反する要素でもあるので、これらの優先順位をつける必要があります。

品質を重視すれば価格はあがりますし、納期は遅くなります。
スピードを重視すると品質・自由度・保守性などが落ちることがあります。
価格を優先すると品質や場合によってはスピードも落ちますし、自由度・保守性も犠牲になります。

これらでどれが最優先化というのは非常に難しい問題で、
どれが一番上ともどれが一番下とも言い難く、目的や内容によります。
通常は品質重視ですが、それが効果に見合う価格に収まらなければ意味がありませんし、
必要な時期に間に合わないとこれまた意味がありません。
自由度や保守性は案件にもよりますが、一番重要になる場合もあります。

重要な要素のバランスをとる方法


では、バランスをとる方法がないのかというとそうでもありません。
例えばオープンソース(wordpressのような)やライセンスのものでも普及しているもの(movabletypeのような)を
ベースにすることが一つの方法です。
これらはある程度使いこなされていますので、品質が担保されていますし、
基盤がある分開発のスピードもあがります。スピードがあがる(=工数が少ない)ということは
価格も抑えられます。
保守性も比較的よいです。
自由度はオリジナルの開発に比べると落ちますが、カスタマイズは聞きます。

依頼者の思い通りにはならないかもしれませんが、それと類似することを作ることが可能な場合は多いです。
自由度を高めると一見同じように見える機能でも工数が倍ということはありますが、
その辺は依頼者の方に妥協してもらうことも必要になってきます。

5つの要素以外に「機能」という要素もありますが、これは品質と自由度と関連します。
機能が多くなればなるほど制約は多くなりますし、リスクは高まります。
また、将来の拡張性を考慮して(予測して)開発を行うことが
その制約の中でも自由度や品質を高めることにつながります。

一番よくないのは「何でもやりたい」ですが、将来どんな方向に拡張する可能性があるのかは
当初の開発に含めないにしても考慮しておくことで、将来のスピード・価格にも大きな影響を当てますし、
保守性にも響いてきます。

保守性が重要な理由


品質・価格・スピードが重要なことに関しては異論はないと思います。
当初重視されがちなのが自由度でおろそかになりがちなのが保守性です。
ですが、逆に考えたほうがいい場合があります。

開発を行う場合、実際に使ってみて、「不便だ」「この機能いらない」「この機能欲しい」
という場合は結構あります。
ですが、開発時に自由度を優先する余りに余計なことばかりやってしまうと
後々の保守性が聞きにくくなります。自由度もそれにより制約を受けてしまいます。

よく「最初は小さく始めて、運用してから大きくする」という考えがウェブの世界ではとられますが、
まさにその通りで、最初は「拡張性を考慮しながら保守性を優先し、機能を最小限に」開発し、
半年・1年運用してから再度機能を見直すというのが価格・スピード面を考慮してもいい方法です。
保守性を落とすと価格がさがりますので、価格コンペになると保守性が高いシステムが不利
になることもしばしばありますが、長い目で見ると保守性が高いほうが
価格的にも安くなることがあります。
いいシステムを最初に作ることが重要ということです。

ウェブサイト構築・システム開発の環