- 湯沢 勝信
- 東京都
- 税理士
対象:税金
本日も引き続き「内装や医療機器などハードの改善による増患対策」という事でお話しします。
7.オープンシステム採用で患者とスタッフの動向を把握
出来るだけ壁を作らない設計で診察室などにはパーテンションなどを用い、院内の見通しを良くします。治療室のスタッフは仕事をしながら診察室の様子を知る事が出来、診察室から治療室へと移動する患者の流れがスムーズになります。
またオープンな空間は患者に安心感を与え、病医院にありがちな閉鎖的な感じや圧迫感を取り除く事が出来ます。
ただしオープンシステムにした場合プライバシーへの配慮がより重要になります。必要に応じて説明を個室で行えるように、そのスペースの確保を忘れないようにしましょう。
8.大型モニタでわかりやすい説明を
院内の各所に大型のモニタを設置する事で、患者にリアルタイムで病巣を見せつつ、治療内容についてわかりやすい説明が出来るようになります。
また手術室にモニタを設置し手術の施工を公開するなど様々な利用方法があります。
9.リビングチェアーでスペースとコストを節約
点滴治療やめまいなどの治療には通常医療用ベッドを使用しますが、これだと面積的な問題で導入数に限りがあります。
ですが代りに一般家具店で購入出来るリビングチェアー(背もたれを好きな角度で簡単に調節出来るもの)を利用する事で、倍近い数を設置出来、コスト的には三分の一程度に抑える事が出来るのです。
また硬い医療用ベッドに横たわるよりも、ゆったりと座れるリビングチェアーの方が患者も快適に過ごせるでしょう。