魔の負の連鎖! - リフォーム・増改築全般 - 専門家プロファイル

阪本 貴洋
有限会社NOW 代表取締役
リフォームコーディネーター

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年04月23日更新

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魔の負の連鎖!

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誰も語らないリフォーム業界の本当にある話 取り扱い注意!の7ヶ条!!

お家の購入価格は、いかが?


あまり安くなっている気はしません。
これが本音ではないでしょうか。

新築の費用は?
リフォームの費用は?

あまり安くなっている気はしません。
昔とあまり変化は、ないような気がします。

高くなっている場合もあるのでは?

しかし、私たちが下請けとして近年施工する場合、
請負価格は数年前と比べても、安いですよ。
どうしてでしょう?

よく聞く言葉ですが、

元請け・・・お客様から仕事を直接もらう業者
下請け・・・上の元請けから仕事をもらう業者

簡単にいうとこんな感じです。

これがいい場合と悪い場合があります。

今回は、悪い場合をお話しましょう。

最近の施工費は、安い!


お家の値段は、変化がないのに下請けの価格は、
とにかく安い!!

それじゃあどこが高い?

簡単答えですが、元請けです!!
なぜ?

以前誰も知らないのが適正価格で書いたように
様々な理由から単価が決められます。
そこは自由なのですから・・・一概には責められないところです。

企業は、企業である以上利益を出さなければ存続できない。
このことをわたしのコラムをお読みの方には、ご理解いただきたいと思います。

少々話が、横道へそれてしまいましたが、
元請けさんは、考えました。
まず自分の会社利益をキープしようと・・・

極端にわかりやすく解説しましょう。
例えば、
2000万円で見積されたものを施工内容はそのままに、
なんやかんやと折り合いをつけて1800万円で契約したとします。

そして2000万円の受注で200万円の利益が生まれるとします。

今回の受注金額は、1800万円ですから、
利益は、プラスマイナスゼロのはずですが・・・甘い!

200万円は、まずキープして予算を1600万円で考え、
下請けに分散して安くなったのを負担させます。

この下請けも利益がないと企業として成立しないのは、当たり前。
ちょっといいとこは、『今回は仕方ないか・・・』と考えます。

ズルイところは、それでも利益をだそうと考え、何をするか?

嫌な想像が出てきたでしょ^^;

業界は、そんな仕組みもあるのです。

じゃあ断ればいいのでは?


あぁ・・・無理です(T ^ T)
断ったらもう仕事きません。

「次は、ええ仕事まわすから今回は頼むね」

こう言ってくるところは、ず〜っとこう言ってきますので、
良い仕事は、ず〜とないんです。

違うところで仕事もらえば?


なるほど!良いご提案です。

しかし!これも難しい!!
新規開拓するのがこのご時世でまたキツイ・・・

そんな冒険をするよりは、
とりあえず仕事はあるのだから・・・

となるのが普通ですね。

下請けにも当然守るべき家族は、いるのですから。

あなたは値切らなくても・・・


頼んだ業者によっては、その業者が値切ってくれていることも
あるという事を理解してください。

もうまさしく魔の負の連鎖という言葉が、ぴったりですね・・・