- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
営業トークのネタ帳、書籍からエトセトラ #1
-
ベンチャー経営術、イマ〜戦略系。
販促・プロモーションのバックヤード
2009-07-09 08:45
選挙のときは、物事が決まらずに景気が悪くなる、とよく言われていますが、
今回は、ずいぶん前から、経済情勢が悪くなっているので、余り変わらない感じです。
こんにちは、山藤(サンドウ)です。
7月にはいり、一年の後半戦がスタートしました。
営業の虎の巻として、最近の書籍などから、面白そうな内容を拾ってみました。
お客さまとの会話のなかで、ちょっと話題に困ったときの会話術!
として、利用してもらえればと思います。
「偶然を生きる思想」 NTT出版
人生で出会うさまざまな人や出来事は、果たして偶然なのか?必然なのでしょうか?
こんなことが、ふと頭に浮かんだことは誰にでもあるはずです。
ビジネスでの人との出会いは特に大切で、人生の大事な時期に、
出会う人、つながってゆく人、去ってゆく人、別れてゆく人、
イロイロですね。
その出会いをうまく、チャンスに変えてゆくことが出来たら?
多くの人がそう考えるのではないでしょうか?
「偶然を生きる思想」の著者は、古今東西の多様な思想や表現へと書いています。
ポイント:
徒然草、平家物語などは無常観に見る、現実的でクールな日本人
彼岸に真の世界を希求する、プラトン的観念論を持つ西洋人
この二つを使って、東西の「偶然」「必然」を判りやすく読み解いてゆきます。
松尾芭蕉、しくまれた偶然性
サルトル、ボーヴォワール「必然の愛」
アリストテレス、ヘーゲルなどを取り上げています。
著者の結論として:
「偶然か必然か?」ではなく、
「偶然も必然も」と言っています。
「人生は予想以上に決定(必然)されているものの、両者は共存しており、互いに絡み合っている」
と言います。
大切なことは、
どちらか一方を取るのではなく、
両方を貪欲に取り込んでゆくことだと言います。
人生に目標を持つことで、呼び込む偶然を限定s、実りある必然へと育ててゆくことだと言います。
著者:野内良三 仏文学者 野内良三 レトリックのすすめ
参考資料 日本経済新聞、2008/09/14