営業トークのネタ帳、書籍からエトセトラ #1 - 販促・プロモーション戦略 - 専門家プロファイル

山藤 惠三
有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
東京都
クリエイティブディレクター

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対象:販促・プロモーション

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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営業トークのネタ帳、書籍からエトセトラ #1

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ベンチャー経営術、イマ〜戦略系。 販促・プロモーションのバックヤード
東京都議会議員選挙が始まりました、
選挙のときは、物事が決まらずに景気が悪くなる、とよく言われていますが、
今回は、ずいぶん前から、経済情勢が悪くなっているので、余り変わらない感じです。

こんにちは、山藤(サンドウ)です。

7月にはいり、一年の後半戦がスタートしました。


営業の虎の巻として、最近の書籍などから、面白そうな内容を拾ってみました。
お客さまとの会話のなかで、ちょっと話題に困ったときの会話術!
として、利用してもらえればと思います。

「偶然を生きる思想」 NTT出版



人生で出会うさまざまな人や出来事は、果たして偶然なのか?必然なのでしょうか?
こんなことが、ふと頭に浮かんだことは誰にでもあるはずです。

ビジネスでの人との出会いは特に大切で、人生の大事な時期に、
出会う人、つながってゆく人、去ってゆく人、別れてゆく人、
イロイロですね。

その出会いをうまく、チャンスに変えてゆくことが出来たら?
多くの人がそう考えるのではないでしょうか?

「偶然を生きる思想」の著者は、古今東西の多様な思想や表現へと書いています。

ポイント:



徒然草、平家物語などは無常観に見る、現実的でクールな日本人
彼岸に真の世界を希求する、プラトン的観念論を持つ西洋人

この二つを使って、東西の「偶然」「必然」を判りやすく読み解いてゆきます。


松尾芭蕉、しくまれた偶然性
サルトル、ボーヴォワール「必然の愛」
アリストテレス、ヘーゲルなどを取り上げています。

著者の結論として:


「偶然か必然か?」ではなく、
「偶然も必然も」と言っています。

「人生は予想以上に決定(必然)されているものの、両者は共存しており、互いに絡み合っている」


と言います。

大切なことは、
どちらか一方を取るのではなく、
両方を貪欲に取り込んでゆくことだと言います。

人生に目標を持つことで、呼び込む偶然を限定s、実りある必然へと育ててゆくことだと言います。

著者:野内良三 仏文学者 野内良三 レトリックのすすめ

参考資料 日本経済新聞、2008/09/14