- 阪本 貴洋
- 有限会社NOW 代表取締役
- リフォームコーディネーター
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
信頼を裏切っても正当化してしまう心理
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誰も語らないリフォーム業界の本当にある話
取り扱い注意!の7ヶ条!!
2009-06-27 02:50
知り合いに業者がいるからは、それほど安心ではありません。
あなたのその時の心理は、
・知り合いだから施工も大丈夫
・知り合いだから価格も大丈夫
大丈夫、大丈夫!
こればかりです。
本当にそうでしょうか?
私は、司法書士からの依頼で現場を確認しに行くこともあります。
(こういう場合は、施工と価格の妥当性を見に行くことがほとんどです)
「リフォームしたけどちょっと見て欲しい」と言われ見に行くこともあります。
・・・また、おもしろい工事をしたもんだ^^;と、思いつつ
「これは、どんな業者に頼んだのですか?」と尋ねると、
「知り合いの大工さんに・・・」
「知り合いだったらその方にもう一度頼んでみては?」と言うと、
「安く出来たんだから我慢してよ、と言われ駄目なんです。」
たまに大工さん=オールマイティー(なんでもできるスーパーマン)
的な発想の方に出会います。
これは、間違いです
だってそれじゃ左官屋さん、電気屋さん、水道屋さん・・などなど、
いらないでしょう^^;
大きなリフォームだとそれぞれが絡みあい、
様々な業者が入り乱れ、お互いがカバーしあう事もありますが、
小さいものだと施工を各専門業者に小分けすると必然高くなります。
どうして?
ちょっとした工事でも半日分もしくは、1日分の請求書が、
まわってきたりするからです。分かりにくいですね。
つまり、左官工事に外注の左官屋さんを使用すれば、
その左官屋さんから請求されるわけですから、
見積にもそのぶんも計上、水道屋を使用すれば、
またまた計上となります。
その施工のためだけに
他の工事を断り、時間を空けて、燃料を使いくるわけですから、
請求されて当然です。
しかし、現場で一緒に働くこともあり、少しはわかるので
見よう見まねで自分がやれば専門業者を使用するより、
安上がり・・・
「これくらいならできるな」
「この分も気持ちだけ見積に書こう」
「それでも安くすむから喜ばれる」
と、勝手に解釈し、いざ施工すると、
【見た目より難しいぞ・・】
↓
【どうしよう・・】
↓
【まあ知り合いだし安いんだからこんなもんでOK!】
と更に勝手に都合よく解釈している場合もあるのです。
これは、本当の安心でしょうか?