7月15日まで上野の森美術館で催されている”Neoteny Japan”展にやっと行くことができました。
この展覧会は、かの有名な精神科医で日本有数の現代アートの個人コレクターである高橋龍太郎氏の
コレクションの一部を展示したものですが、一言すごい!
これほどのコレクションを個人がもっていらっしゃるとは本当にすごいの一言です。
村上隆や奈良美智の初期の作品などもあり、面白く拝見しましたが、以下2つは特に印象深く拝見しました。
会田誠 「紐育空爆之図」
これほど間近で、初めてこの作品を拝見しました。
全体からあふれ出る攻撃性と共に、日経新聞がベースとなっていることなど
様々なコンセプトや主題の折り重なりを感じました。
カタログの中に、「<<紐育空爆之図>>は国宝であるという人が何人もいますよね」というコメントがありましたが、私も、端っこながらそういう人に加わりたいと思いました。
池田学 「神業降臨」
池田学の作品をまじまじと見たのは、今回がはじめてであったかもしれません。
ものすごい細かさと、全ての部分に存在する物語性。すごい迫力です。
neoteny japan展
http://www.ueno-mori.org/special/2009_neoteny/index.html