- 平原 光人
- 建築家
対象:住宅設計・構造
一言で説明するのは難しいことですが、重要な要素と
して「動線」と「視線」があります。
動線のポイントは
「人がスムーズに動けるようなスペースを設けること」
「最短距離で目的の場所へ移動できること」
が挙げられます。
人が歩くスペースとして、一般的にはおよそ60cmは
必要です。これ以上狭いと窮屈に感じてしまい、家具など
にぶつかってしまうこともあります。
いすを引いたときは、およそ75cmのスペースを確保
することが必要です。
視線については、部屋を見渡せること。
家具などで窓をさえぎってしまったり、背の高い家具
ばかりだと狭く感じてしまいます。
椅子に座ったときでも、窓の先の風景が見えること
も大切です。低い家具を選ぶと、椅子に座ったとき
にでも窓から外の風景が見えるので、圧迫感を感じる
ことなく部屋を広く見せる事ができます。
部屋を広くすっきり見せる、ちょっとした工夫です。
一級建築士事務所 ナユタ
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