- 伊藤 弘輝
- 研修講師
対象:人材育成
(暴れ馬地帯とでも訳そうか・・・・)と呼ばれる北半球、南半球の2つの熱帯の
交わる地帯で 度々激しく予測不能な雷雨が頻発するところであった。その雷雨は
時に高さ17,000メートルほどにまで達し、それは商業運航の通常飛行高度
(10,000または13,000メートル)を上回るものであった。
各メディアが伝えるようにもし落雷による電気系統の異常が起因したとして
なぜ、最新鋭で尚且つエールフランスの所有する機種でも最も多くパイロットの
習熟度の高いエアバス機がなぜ・・・・・と考えてみると最新技術=炭素繊維に
よる機体の軽量化があだになってしまった可能性も拭えない。
アルミのボディと炭素繊維の雷の透過性では明らかにアルミの方が高いのだ。
現地時間6月2日朝、大西洋上でブラジル空軍によって発見された飛行機の座席や、
クッション、ライフジャケット等は同機のものであるか確認が急がれているが
発見された地域はAF447便の航路上にほぼ一致するもよう。
機長はベテランの58歳、副操縦士はそれぞれ37歳と32歳。
もし何がしかの異常に遭遇したとすれば彼らの全身全霊のリカバリーが
功を奏していることを祈る・・・・・・
「エールフランス447便よ何処へ・・・」
航空業界エキスパート 伊藤 弘輝 http://www.itohiroki.com