(英名:swine flu)は2003年に大流行した新型肺炎SARSと同様に密室と
なる航空機内が温床となる危険性がある。発生の確認がされていない日本では
あるが成田空港では本日28日から米国から到着した航空機に検疫官が乗り込み
検査を開始しており到着から入国までに1時間を要しターンテーブルに荷物が
滞留するなど既に影響が出始めている。また各企業も社員に渡航自粛勧告を
し始めておりまたまた航空会社にとっては景気の低迷とのダブルパンチを
受けることになりそうだ。
とはいえゴールデンウィークを楽しみにしている人たちも多いこの時期
過剰に神経質にならずに取れる対策をしっかりとって予定通りに旅行を
楽しんで欲しいものだ。
’’予防対策’’の代表格はマスクだが、少しの工夫で更に危険性が減少し
安心度を上げることが出来る。それは’’二酸化塩素系’’で人体に無害の
抗菌、殺菌スプレーを塗布したマスクを飛行時間に応じて数枚用意して
乗り込むことだ。本来ならボトルごと持込み随時スプレーしたいところだが
液体が機内持ち込み禁止であることから上記で用意したマスクをジッパー付きの
プラスチックケースなどに入れておけば予備も湿気を保ったままで乾いたら
随時交換することが出来る。もちろんそのスプレーは渡航先で食べ物にも直接
かけることが出来るし、施設(トイレの便座など)などで使用しても良い。
今回のインフルエンザはSARSとは違い免疫力のある20-40歳代も感染をしている
ことから’’密集’’が避けられない機内では出来る限り安心な環境を作って
楽しい旅行にして欲しいものだ。
以上「豚インフルエンザ・・・機内での対策」
航空業界エキスパート 伊藤弘輝 http://www.itohiroki.com