- 村上 治彦
- 一級建築士事務所 村上建築設計室 代表
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
・戸建て
木造の戸建ては家の中に柱がいくつもあります。
また、構造に必要な壁(構造壁)があります。
構造壁をとる場合には、構造検討をして、
壁の量が足りているかどうかの確認をする必要があります。
足りない場合は、その分をどこかに設けなければ行けません。
柱は基本的に取り外さない方向で考えます。
壁を取り払った後に出てきたっ柱を上手に使って、
場所つくりのきっかけにします。
緩やかに空間をつなげ、やわらかく区切る、
柱をそのように考えています。
構造のことを考えるときに、
ひとつ重要な年があります。
新耐震法(地震に対する新しい基準)が1981年に施行されました。
それ以前に建てられた住宅は地震に対して、
今の基準に適合していませんので、
耐震改修を含めて考えることが必要です。