まず、二重価格表示について、どこまでご存知でしょうか。
「当店通常価格3,000円の品を1,980円!!」チラシや店頭で、こんな表示を見かけることも多いと思います。
これには、適切なルールが存在します。
その店での販売価格とは別に、参考となる別の価格(これを「比較対照価格」といいます)を同時に表示することを「二重価格表示」といいます。
上記の例では、販売価格は1,980円、比較対照価格は3,000円ということになります。
【注意点】
二重価格表示は、それが適正に行われていれば問題はありません。しかし、比較対照価格が根拠のないものや不合理なものだと、販売価格が実際以上に安くなっているとの誤解を消費者に与えることになり、景品表示法上違反となります。
【比較対照価格は主に3種類】
比較対照価格として主に用いられるのは、
(1)過去の販売価格
(2)他店の販売価格
(3)メーカー希望小売価格の3種類
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エーエムジェー株式会社
このコラムの執筆専門家
- 赤坂 卓哉
- (クリエイティブディレクター)
- エーエムジェー株式会社 代表取締役
通販広告・店販広告を全面的にサポート
TV・ラジオにて累計2000回以上の通販番組を担当。通販において豊富な知識と実績を有する。通販や店販に欠かせない「薬事法」や「景品表示法」に深く精通しており、法律を守りながら広告として成立つ「シズル感のある広告表現」を得意としている。
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