5年後の自分と組織をイメージする

キャリアカウンセリング 2009-04-14 00:00

先週末、5年後の自分について考えると同時に、
5年後の家族や夫婦についての未来図を夫と描いてみました。
今までは自分の人生だけでしたが、夫の人生についても共有し、
「家族」という単位での人生を描いてみました。

非常にいい気付きがあり、共通している部分と、
相違している部分とがもちろんあり、それぞれについて
語り合う、対話をすることで、理解し合い、議論し合い、
家族のありたい姿が見えてきました。

会社勤めの皆さんは、部署のみなさんとシェアしてみるのも
とてもいい気付きになると思います。
お互いがどんなことを実現したいと考えているのか、
部署や組織としてどんな方向性で進めるのが、
会社としても個々人のキャリアとしてもバランスがいいのかなど、
見えてくると思います。

やり方はいたってシンプル。

○5年後の自分を想像したとき、何が見えてくるのか？
その人生を手にしたときどんな気持ちになっているのか？

・どんな仕事をどんな人たちとやっているのか？
・仕事を通してどんなことを得ているのか？
・家族はどうなっているのか？
・どんな町に住み、どんな家に住んでいるのか？
・どんな週末や余暇を過ごしているのか？
・誰と過ごしているのか？
・そんな5年後を想像するとき、自分の気持ちはどう感じているのか？

などなどを「5年後の私」というテーマでどんどん書きだします。
それをお互いに見せあいながら共有していき、聞いている方は
聴きたいことを質問し、より未来図が具体的になるお手伝いを
してあげるというやり方です。

私のキャリアプランニングの講座の中では、
個人向けにこのようなワークを行っています。
そしてその未来図を元に、今日から何を始めるのか、
アクションプランを立て、行動に移していくのです。

ぜひ部署のメンバーそれぞれが「何」を実現するために
この会社で仕事をしているのかを知るためにも、
未来図を共有してみてはいかがでしょうか？

よりモチベーションの高い組織づくりの
1歩目になると思います。

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このコラムの執筆専門家

齋藤めぐみ: （キャリアカウンセラー）
: キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント

最後に決めるのは自分。人生に迷ったときのキャリアカウンセラー

ソフトバンクBB株式会社で人事・採用業務に携わり、その後、大手人材会社にて求人開拓営業などに携わる。2007年に独立し、現在はフリーのキャリアカウンセラーとして、経営者や一般の方の相談を受けている。

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