- 高橋 裕也
- 大阪府
- 弁護士
対象:民事家事・生活トラブル
- 榎本 純子
- (行政書士)
自転車事故で損害賠償金の支払いを受けるための注意点を確認していきます。
1 警察への通報
自転車事故に遭ったら必ず警察に通報しましょう。
警察に通報しないと「交通事故証明書」を発行してもらうことができず、事故が発生したことを証明することができなくなります。
2 病院の受診
自転車事故で怪我をしたら病院へ行く必要があります。
怪我をしたことを証明するために診断書が必要となるため、「怪我をしたけど病院には行っていない」ということでは慰謝料等を請求するのは難しくなります。
3 後遺障害診断書の作成
自転車事故で大きな怪我をしたときは、医師に後遺障害診断書を作成してもらい保険会社に提出しましょう。
保険会社は、自動車事故と違い後遺障害について説明が不十分な傾向がありますので、こちらから後遺障害について訴えていく必要があります。
4 過失割合の検討
特に自転車同士の事故では過失割合が大きな争いになることがあります。
類似の裁判例などを踏まえた検討が必要です。
5 損害賠償案について検討
保険会社から提示される賠償案を検討します。
保険会社の案は慰謝料が低額であることが多いため、遅くとも賠償案が提示されたところで弁護士に相談することをお勧めします。
さらに詳しい解説は
このコラムに類似したコラム
執務資料 道路交通法解説 村田 英幸 - 弁護士(2013/02/11 10:28)
「交通事故賠償における実務の現状」判例タイムズ1346号 村田 英幸 - 弁護士(2013/02/05 12:54)
最近、私が受講した交通事故の事件の研修2012 村田 英幸 - 弁護士(2012/09/22 11:59)
自転車と歩行者の事故の過失割合のポイントは? 高橋 裕也 - 弁護士(2020/08/02 18:10)
自転車事故の損害賠償責任とは? 高橋 裕也 - 弁護士(2020/07/13 16:52)