- 野平 史彦
- 株式会社野平都市建築研究所 代表取締役
- 千葉県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
先週はコンクリートの壁に鋭角な角度で孔を空ける方法についてだったが、
今日はどうやって片持ちのスラブを保たせるか、という話し。
写真の様に、逆L型をしたコンクリートの壁が前後で折り重なっている。
前面の片持ちの屋根スラブは、通常なら片持ちが大きすぎて構造的には保たない。
では、どうして保たせているのか?
答えは、上の屋根スラブからハイサイドライトの枠となるフラットバーで吊っているのである。
普通の人には何も感じないだろうけど、プロが見たら、きっと不思議がるだろう!