2021年度介護報酬改定の報酬単位が内定！

こんにちは！介護経営コンサルティング・介護施設紹介「株式会社アースソリューション」の寺崎でございます。

1月18日に、第199回社会保障審議会　介護給付費分科会」が開催され、ついに介護報酬単位が明らかになりました！

ただし、まだこの段階では「案」になっており、正式には厚生労働省令の改正が決定された段階で、この案も決定となる運びです。

第199回介護給付費分科会資料

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16033.html

まだすべて読んではおりませんが、今回は基本報酬が若干上がっているようです。

新しい加算も増えております。

ただ、報酬が微増というだけで、喜んではいられません。

今後は、極力加算を算定し、もっと言えば取れるだけ取り、何とか3年間は経営を維持していかなくてはなりません。そうでないと、売上を増やすだけでなく維持することも難しくなります。

これだけでなく、今回は介護職員（特定）処遇改善加算の加算率は、据え置かれることとなりました。

記憶が正しければ、改定時や消費増税があった先には、加算率が上がっていたと思います。

しかし今回は据え置き・・・　今後は、最低でも加算Ⅰ、そして特定処遇加算の算定を目指していかなくてはなりません。

報酬額ももちろん大事なのですが、今回は「無資格者に認知症介護基礎研修を義務付ける」「災害に関するBCPの策定」「感染症対策BCPの義務化」が課せられます。

こちらについては、3年間の経過措置期間がありますが、今すぐに着手すべき内容になります。

このように、今回の報酬改定はコロナ禍もあり、単に報酬額の多寡だけでなく運営自体の抜本見直しを迫られることになります。

将来にわたって事業を継続するためにも、今回は非常に大変な改定になります。

私も気を引き締めて、クライアント様への対応にあたってまいります。