
- 阪本 貴洋
- 有限会社NOW 代表取締役
- リフォームコーディネーター
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
高気密・高断熱である。
つまり、
冬暖かく、夏涼しい・・・
皆さんもうご存じかもしれませんが、
今回は、断熱材の種類と特徴を少々・・・
無機質系
グラスウール:
ガラス原料を高温処理した繊維状の不燃材認定商品。
住宅にもっとも多く使用されている。
ロックウール:
耐熱性の高い鉱物を高温処理した繊維状の不燃材認定商品。
グラスウールより厚みを薄くできるが若干費用が高い。
発泡プラスチック系
硬質ウレタンフォーム:
微細な独立気泡で形成され、
気泡には熱伝導率が極めて低いガスを含んだ断熱材。
大きな火で燃える事と紫外線で劣化するのが弱点。
ポリエチレンフォーム:
細かな独立気泡で発砲された耐吸湿・耐吸水性の高い断熱材。
火気と紫外線に注意。
ポリスチレンフォーム:
1つ1つの粒の中に独立した気泡構造を持つ、
軽量・緩衝特性・断熱性・耐久性に優れた断熱材。
火気と紫外線に注意。
木質系繊維
セルロースファイバー:
天然パルプに加え古新聞紙などリサイクル素材という
天然木質繊維が主原料の断熱材。
断熱性・防音性に優れ、素材そのものに吸湿性・調湿性がある。
インシュレーションボード:
木材から取り出した繊維質をボード状に成型加工した
エコマーク認定の断熱材で軟質繊維板とも呼ばれる。
断熱性・吸放湿性を備え、内部結露を防ぐ。