Tweet
土地代+建築費＝家づくり予算
「土地を買うなら、道路がどこに面する土地が一番いいですか。」
あるとき、こんな質問をされたことがありました。
一般論としてなら条件のよい土地は、
やはり価格が高くなっていますよね。
土地+建築費が家づくりの総予算ならば、
土地にいくら掛けるかは、
建物にどの位お金を掛けられるかということ。
バランスが重要になってきます。
価格の高い土地に建つ家が「いい家」とは限らない
さて、最近は建築家との家づくりのメリットのひとつ、
''あまりよくない敷地条件を逆手に、
設計力で豊かな室内空間を実現できる''
というよさが一般にも広まってきました。
確かに、私達の最大の強みはそういうところです。
土地を探す段階から私達が関われればもっといい。
具体的にどんな可能性があるかを検討した上で、
土地の値段を考えられるからです。
土地代と建築費のバランスが悪いと、
日当たりのいい家が建ったけど、なんだか安普請･･･。
なんてことにもなりかねません。
価格の高い土地に建つ家が「いい家」とは限らないのです。
見えない情報も大切。
それに、目に見えない情報についてもアドバイスできます。
例えば、地盤状況。役所で近隣の地盤情報をストックしていますので、
建て主さん自身でも地盤を確認することは出来ます。
しかし、平日自分で調べるには手間ですし、
補強や改良が必要になったときには、どういう工法があり、
どの位の予算を見込まねばならないのか、
判断することは難しいですよね。
もし杭工事などが発生するようなら
100万近い地盤工事が必要となる場合もあります。
建築する建物構造によっても地盤工事は変わってきますので、
土地取得の段階でその可能性を検討しておくことは大切です。
