- 大山 充
- 株式会社 東京総合研究所 代表取締役
- 東京都
- シニア・エグゼクティブ・アドバイザー
対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
こんにちは!東京総合研究所スタッフです!
今朝の日経で以下のような記事がございました。
世界の企業収益が低迷している。世界の主要企業の2019年4~6月期の純利益は、前年同期比2%減少した。18年10~12月期以来、2四半期ぶりの減益となる。地域別では5地域中、米国を除く4地域で減益となった。特に半導体メーカーの影響が大きい韓国や台湾を含むアジアが2割減益と振るわなかった。米中貿易戦争が半導体や自動車などを直撃した。米国が対中制裁関税第4弾を決め、企業業績は再び厳しさを増しそうだ。
米中貿易摩擦をはじめ日韓貿易摩擦など様々な要因から、グローバル企業は企業収益が減少しています。
この保護主義的なトレンドの影響は、日本のグローバル企業にとって向かい風となっているが、私はこの状況を作り出したのが、40年前の日米貿易摩擦の為替操作だと考えております。
まずは簡単に歴史的な事実を見ていきましょう。
皆様、ご存じの通り1970年代、高度経済成長期に電化製品や自動車領域において、日本の製造業は輸出面において著しい飛躍を果たしました。
日米貿易収支不均衡が起き、アメリカの対日貿易赤字が500億ドル達するほど、日本の勢いはとどまることを知らなかった。
この貿易収支不均衡を起こしている要因として、円安ドル高がやり玉に置かれ、講じられた措置が1985年のプラザ合意です。
しかし、プラザ合意があったのにもかかわらず日本の貿易黒字が減るどころか増えていった というのが歴史の事実です。
果たしてこれでよかったのだろうか というのが今回私が言いたいことである。
確かに80年代、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長していった日本の産業が、今現在GDP No.3の国として成長させたのは間違いない。
多くの日本人がどこか心の中で高度経済成長期こそ日本の誇るべき時代だったと自慢げに思っているのではないだろうか。
しかし、今現在のポジションがニクソンショックやプラザ合意など米国の政治的圧力に従属した結果のNo.3なのである。
もし80年代にそのような合意を結ばなかったら、ウォール街は丸の内にあって、シリコンバレーは渋谷にあったのではないだろうか。
米中貿易摩擦は起きずに、日本が世界の貿易をリード、管轄する未来があったのではないだろうか。
そう、いくら高度経済成長が製造業にとって、"過去の栄光"であったとしても、日本経済全体という観点で見てみれば、高度経済成長期に政治的圧力に屈し、為替操作にのうのうと屈した事実は、資本主義戦争における敗北なのである。
せっかく自動車、電化製品で稼いだ外貨が、アメリカの赤字補填に回されたせいで、アメリカは富み、日本経済は徐々に疲労していくという今現在のシナリオを歩んでいる。
2番じゃダメなんです。
今回は以上です!いかがでしたでしょうか。ぜひ、世の中のニュースを批判的に見て、その原因がなんだったのかをマクロ的に見てみてください!
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