〜子供の歯の健康〜 - 虫歯治療 - 専門家プロファイル

増岡 健司
医療法人社団 MEDIQOL 理事長 歯科医師
東京都
歯科医師

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対象:一般歯科・歯の治療

赤岩 経大
(歯科医師)
赤岩 経大
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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〜子供の歯の健康〜

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  1. 心と体・医療健康
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歯科の蘊蓄
 虫歯予防のためのフッ素についてのお話です。

 フッ素の効果をご存知ですか? 

 歯の中に取り込まれて、歯質を強くしてくれます。
 
 脱灰(虫歯)と再石灰化(自然修復)とはシーソーのような関係にあり、フッ素は再石灰化を助ける働きがあります。
 

 フッ化物応用の種類

*フッ化物配合歯みがき剤・・・・家庭でできます。ただし飲み込まないように。

*フッ化物洗口・・・・・・・・・歯科医院にご相談ください。

*フッ素塗布・・・・・・・・・・歯科医院にご相談ください。
 
*水道水のフッ素化・・・・・・・現在、日本では実施されていません。

 一年に1 〜 2 回のフッ素塗布とご家庭でのフッ素洗口を繰り返し行うことで、虫歯の予防効果が期待できます。虫歯になりやすい方、歯の質が弱いかもしれない方には効果的です。

 現在はお子様の虫歯予防だけでなく、大人の歯周病のメインテナンス時にも根面(歯の露出した根の面のこと)虫歯予防として使われるようになってきています。


*トピックス*

◆フッ素の安全性についての論争について◆
 基本的にはうがいがきちんとできる、または吐き出すことができる年齢の方については、心配はないとされています。あくまでも本来の虫歯の予防は、生活習慣改善・食生活見直し・丁寧な歯磨きの励行などが基本です。そういう意味で、フッ素は自助努力をしても、どうしても虫歯になりやすい方の選択肢であるとも言えます。