- 増岡 健司
- 医療法人社団 MEDIQOL 理事長 歯科医師
- 東京都
- 歯科医師
対象:一般歯科・歯の治療
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
フッ素の効果をご存知ですか?
歯の中に取り込まれて、歯質を強くしてくれます。
脱灰(虫歯)と再石灰化(自然修復)とはシーソーのような関係にあり、フッ素は再石灰化を助ける働きがあります。
フッ化物応用の種類
*フッ化物配合歯みがき剤・・・・家庭でできます。ただし飲み込まないように。
*フッ化物洗口・・・・・・・・・歯科医院にご相談ください。
*フッ素塗布・・・・・・・・・・歯科医院にご相談ください。
*水道水のフッ素化・・・・・・・現在、日本では実施されていません。
一年に1 〜 2 回のフッ素塗布とご家庭でのフッ素洗口を繰り返し行うことで、虫歯の予防効果が期待できます。虫歯になりやすい方、歯の質が弱いかもしれない方には効果的です。
現在はお子様の虫歯予防だけでなく、大人の歯周病のメインテナンス時にも根面(歯の露出した根の面のこと)虫歯予防として使われるようになってきています。
*トピックス*
◆フッ素の安全性についての論争について◆
基本的にはうがいがきちんとできる、または吐き出すことができる年齢の方については、心配はないとされています。あくまでも本来の虫歯の予防は、生活習慣改善・食生活見直し・丁寧な歯磨きの励行などが基本です。そういう意味で、フッ素は自助努力をしても、どうしても虫歯になりやすい方の選択肢であるとも言えます。