- 増岡 健司
- 医療法人社団 MEDIQOL 理事長 歯科医師
- 東京都
- 歯科医師
対象:一般歯科・歯の治療
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
歯並びを良くすることで、見た目がきれいになりますが、同時にかみ合わせなど機能面も良くなります。歯並びが悪いことから虫歯や歯周病の原因になることもありますが、これらの原因も除かれ、かみ合わせが良くなることで、良く噛め、食物の消化・吸収も促進されます。
■矯正はいつから始めるのが良いでしょうか?
症状によって、治療の開始時期は違ってきます。乳歯だけのときでも治療を開始した方がよい場合もあれば、永久歯が生えそろってから治療をした方が良い場合もあります。気づいた時点で、歯科医へ相談されることをお薦めします。
■矯正は何歳まで出来ますか?
基本的に年齢的制限はありません。最近は成人の方で矯正歯科治療を受けられる方も多くなっています。
■治療期間はどのくらいですか?
症状にもよりますが、本格的に治療する場合、月に1〜2回通院し、1〜3年位が治療期間です。また、治療後1年位は保定のため通院が必要になります。
■歯並びに良くないことは何ですか?
子供の場合、「指しゃぶり」は、上の前歯と下の前歯に隙間ができてしまったり、 出っ歯の原因になります。 また、「爪かみ」も出っ歯、前歯の先端だけがぶつかるような歯並びの原因になりますの
で、気をつけましょう。
最近歯並びの悪い子供が多くなっていると言われますが、軟らかい食べ物が多く、硬い食べ物をあまり食べていないこととも関係しているようです。これは、軟らかいものばかりを食べていると良く噛まず、顎の発達が十分出来なくなります。その結果歯が生えるスペースが広がらず、歯並びを悪くしているようです。
良く噛んで食べることは唾液も多く出て、消化も良くなります。特に発育盛りのお子さんには良く噛んで食べる習慣をつけてあげましょう。