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対象:英語

山中 昇
山中 昇
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白尾 由喜子
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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英語エッセイはまず何から書き、どんな順に書き、テーマ以外のことを書いてはダメなのかなど教えて下さい。

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英語学習方法 英語でエッセイを書く

日本の学校では訓練しない「エッセイ」。 そんな日本からいきなり英語圏の高等教育機関に留学し、高いレベルのエッセイを書くことになった日本の生徒たち。 戸惑いが大きいですよね。

日本で28年間「英語エッセイ」を指導し、現在もカナダからオンラインで日本の生徒達をエッセイの達人に育てているRobert McMillan が質問に回答しました。

 

【質問】 

大学の入試で「ホームステイ先の自分の家族や町について紹介する」といったような内容のエッセイの提出があります。エッセイはまず何から書き、どういった順に書くのかや、家族や町以外に日本のことについてかいてはダメなのか、その大学で英語を学びたいといった内容をなんとなくでも書いてはいけないのか・・・など、本当に困っています。どうぞよいアドバイスをお願いします。 

【回答】

An English essay starts with a topic sentence. The topic sentence must follow the theme given by the instructor.

 

If you are asked to introduce your homestay family and the town that you live in, you can’t change the topic and write why you want to study at the university. That would be called “off topic”. In a North American school, you would get 0% – and maybe a chance to write it again, on topic.


Let’s dissect that theme: introduce your homestay family and the town you live in. It has two topics: 1) a homestay family and 2) the town you live in. If you can find one adjective to describe both, you are set! For instance, you could write: Both my host family and the town I live in are colorful. Then in your essay, describe how colorful they are.


If you cannot find one adjective, use two. For example: My host family is loud, but the city I live in is quiet.


However, both of these sentences come suddenly. Your reader may wonder: who are you? Where do you live? To overcome this, add some background information. For instance:

I live with a large host family of seven members in a small city in Canada. My host family is loud, but the city is quiet.


This would make an interesting start to your essay!


If you want to learn how to write an essay in English, give me a shout!


「英語エッセイ」で困っている日本の生徒のために、Robert McMillanオリジナル教材”Essay Writing Program”がオンラインで利用可能になります。

Lesson Oneを無料体験版として試してみたい方は、まず「英語エッセイの書き方」無料eBookをダウンロードして下さい。 そこでいただいたメールアドレス宛にご連絡致します。

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(日本語訳)

英語のエッセイはトピックセンテンスから始まります。 トピックセンテンスは、指示されたテーマに必ず沿ったものでなければいけません。 

「ホストファミリーと住んでいる町」について書くよう指示されているなら、勝手にトピックを変えて「なぜその大学で勉強したいか」を書くことは出来ません。 そのエッセイは”off topic”(トピックから逸れている)とみなされます。 カナダやアメリカの学校なら、おそらく点数は0点になるでしょう。 または、ちゃんとトピックに沿ったエッセイに書き直すよう指示されるかもしれません。 

あなたがもらったテーマを解剖してみましょう:ホストファミリーとあなたが住んでいる町の紹介ですね。 2つのトピックがあります1)ホストファミリー2)あなたが住んでいる町です。 そのふたつのトピックについての形容詞を1つ見つけて下さい。 そこからエッセイが始まります、 例えば、こう書くことも出来ます。 “Both my host family and the town I live in are colorful. “ (私のホストファミリーも住んでいる町も彩り豊かです。) そしてエッセイの中では、彩り豊かとはどんなファミリーなのか、彩り豊かな町はどんな町なのかを具体的に書けばいいだけです。 

もし、ひとつの形容詞に絞れない場合は、2つ使ってもいいですよ。 例えば “My host family is loud, but the city I live in is quiet.” (私のホストファミリーはうるさいですが、住んでいる町は静かです。) 

しかし、形容詞1つの文章も2つ使った文章も、何か唐突に聞こえますね。 読者は多分「誰が書いてるのかな?」「どこに住んでるんだろう?」と戸惑うと思います。 それを避けるために、背景の情報を付け加えて下さい。 例えば “I live with a large host family of seven members in a small city in Canada. My host family is loud, but the city is quiet.” (私は今、カナダの小さな町で7人の大家族ホストファミリーと暮らしています。 ホストファミリーはうるさいですが、町は静かです。) 

これなら、面白いエッセイのトピックセンテンスになりますよ! 

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カナダにいらっしゃい!

カナダ 在住。パンデミック後のNew Normal 留学をサポート。変わってしまった留学への強力な準備として UX English主催。[Essay Basics] [Critical Thinking] など。カナダから日本に向けての本格的オンライン留学準備レッスン・カナダクラブ運営。

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