- 竹内 和美
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
- 研修講師
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
新入社員研修を通して感じること。
それは、「4年間の差」。「未来の描き方の差」です。
「知識と考え方」と「想像力」の違いと言ってもよいでしょう。
新人研修は、高卒、大卒とクラスを分ける場合がほとんどです。
共に、これから社会人となってスタートを切る人たちであり、
社会人としての経験がないわけですから、
クラスを分ける必要があるのか?と考えた時期もありますが、
明らかに人としての成長に差があって、分けざるを得ないという
のが現状なのかもしれません。
4年という時間の中で身に着ける知識量・質の違いは、
考え方に大きな影響を与えるもので、圧倒的な差を見せます。
当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、
自分が知らない情報や考え方を教えてくれる人の話しを、
じっと聞く姿勢も身についています。
想像力という点においても、自分の姿がどう変化していくかということを的確に思い
描くことができるのは、やはり、知識量や質の違いからくるものでしょう。
18歳から22歳という時間は、知識の成長期なのだと思います。
4年、早く社会に出ることを決めたその決断力は素晴らしいものだと思いますが、
実際には、並大抵の努力では、この4年の差は埋められるものではありません。
社会に出た以上は、自分の人生を主体的に設計し、計画的に学び、実践していかなけ
ればならないことをしっかり受け止めて、新しいスタートを切ってほしいと願いま
す。
与えられた課題に単に取り組むのではなく、
より良い結果を想像して、熱心に取り組む姿勢を持つ。
まずは、そんなところから取り組んでいかれることを期待します。
自分の人生は、自分で花開かせましょうね。
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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