ミャンマー最終日カンナPの合間に垣間見る - 婚活全般 - 専門家プロファイル

橘 凛保
社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
東京都
マナー講師

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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ミャンマー最終日カンナPの合間に垣間見る

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最終日カンナPの合間にミャンマーの格差を知る

2018年2月6日(火)


いよいよ今日がミャンマー最終日です。
今日はヤンゴン市内の2校を回ります。

帰りの飛行機は日付が変わっての夜中の1時過ぎ。
ゆっくり時間があります。

午前の学校が終わり、ヤンゴン市内の大きなモールでお昼ご飯です。
このようなモールはやはりロンジー姿よりもファッショナブルな人が多いです。



ここではご案内のTさんが小さなお菓子を袋いっぱい買ってこられました。
午後の学校も終わり、向かったのは貧困の激しいところでした。

「こういうところも見てもらわないと」とおっしゃり案内してくださいました。

Tさんは育英会をしてらっしゃり、たくさんの子供達のために普段から活動していらっしゃいます。

この地域にも時々足を運んで、子どもたちにお菓子を配るそうです。



子どもだけでなく大人ももらいにきます。
中にはなんどももらう子もいます。
なかなか手を出せないでいる子もいます。
割り込む子も大人もいます。
どんな社会にも見られる縮図です。

ただ気になったのは、どの子も「ありがとう」を言いません。
ただもらうだけです。
大人がそういうことを教えないからだそうです。


幸せってなんでしょう・・・
ここの子どもたちはどうでしょう
他の世界を知らなければこの子たちは決して不幸ではないのかもしれません。

十分な食事があっても幸せを感じられない子どももいるかもしれません。
十分な食事がなくてもニコニコ笑って自由に振舞っているこの子たち・・・・

私は教育の現場にいます。
幼稚園から大学まで関わってきた子どもたちが幸せになって欲しいといつも考えています。
そして同時にどの子どもたちも穏やかに暮らせる社会・世界・地球であって欲しい。そう思います。

カンナ・プロジェクトをしているのも子どもたちがが穏やかに暮らせる地球であって欲しい。
平和であって欲しい。
幸せであって欲しい。
そう思うからです。

何が幸せで何が幸せでないかはわかりません。
でも、どの子も幸せであって欲しいと思うのです。

「ブッダンタランナンパン」ミャンマー語でカンナのことです。
カンナの花を見ると幸せになるという言い伝えがあるそうです。


ここの子どもたちの笑顔を見ていると、さらにいろいろ考えさせられます。

美智子皇后陛下はご自身の『子育て論』でおっしゃいました。
 

「幸せな子」を育てるのではなく、
どんな境遇におかれても
「幸せになれる子」を育てたい。

 



このすぐ近くはこのような状態です。





そしてこの地域のほんの少し先には高級住宅街があります。
この辺りはコミュニティーを作っているようです。
入り口には門番がいて、この地域の住民でないと入れません。
この地域の中にはお店もあります。
レストランもあります。