カンナ・プロジェクトの「恕」バトン - 婚活全般 - 専門家プロファイル

橘 凛保
社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
東京都
マナー講師

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対象:婚活

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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カンナ・プロジェクトの「恕」バトン

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講習

カンナのバトン「恕」のバトン


赤ちゃんがお母さんとの関係から世界を知っていく

家族を知る

そして少しずつ周りの世界に気づいていく

我が家〜隣の家〜町内会〜地域

国〜隣の国〜そして地球


あなたと私は違うのだ


自分が大事に思えないならば

他者を大事に思うのは難しい

自分を大事に思えたならば

それと同じようにあなたも大事な存在だとわかるはず

自分の暮らす国が大切ならば

相手の国も大切でなくてはおかしい

全ては違うことが前提

その違いを主張しあうのではなく

受け入れあえないものなのだろうか・・・



行動には対立するようなことがあっても

その先の先にある目標が同じならば

きっと分かり合えると思う

地球に暮らす人たちのその先の先にあるものはなんだろう?




孔子は弟子の問いに答えていった

生涯を通してただ一つだけするとしたら

それは「恕」ではないだろうかと
 

その「恕」を私はこう解釈した

お互いに想いを馳せ合うことだと

「恕」の訓読みは「ゆるす」

こちらの「許す」とは違う

受け入れることだと思う

自分を受け入れられなければ他者も受け入れるのは難しい

まずは自分を受け入れること

そしてお互いがお互いにに受け入れ合い

認め合い想いを馳せ合うことではないだろうかと

私はそう思う


さりとて何もない所に『想いを馳せ合うこと』は難しい

しかし そこに何か共通のものがあれば・・・

それを通じて想いを馳せ合うことができるのではないか

私はそう思う

そして この「恕」の実践がカンナ・プロジェクトだ

カンナという共通の媒体で繋がった人たちが

お互いに想いを馳せあっていく

あの子たちはどうしているかしら・・・

2011年 被災地に広島の子どもたちからカンナをバトンした

カンナのバトンを受け継いだ被災地の子どもたちは

その3年後 広島の土砂災害にタオルを送ってくれた

こんな想いあいが平和を作ると信じている

相手の身になるは難しい

多くを望まず闘わずたんたんとバトンをつないで行く


 

孔子はこう続けた

「己の欲せざる所人に施すことなかれ」

ヒロシマの爆心地820mに1ヶ月で再び咲いた真っ赤なカンナ

カンナが伝えたかったことはなんだろう・・・

今年も広島で もうカンナが咲いていました