- 宮原 謙治
- 霧島住宅株式会社
- 工務店
対象:住宅設計・構造
12月14日のお引渡し前の検査です。13日に最終検査を行いますが、仕上げ工程終了後の検査もしっかりすることが大切です。
お施主様の現場立会いは、大きく分けて二つに分かれます。
一般的には、ハード(建物)としてのチェックだけですが、ソフト(環境利用価値)としてのチェツクも必要です。
■ハードチェツク、設計図面と現場の納まり(状況)の確認です。
『注文住宅は、売るものがありません。』
お施主様の要望をひとつひとつ訊きながら、それを図面かしたのが設計図です。その設計図がお施主様のイメージや思いと違うようでは、注文住宅の会社としては失格です。
『予想していたより、良い家に出来上がりました!』と言う評価を頂くことを常に目標にして、仕事をしています。謙さんは、設計を担当した社員さんに、いつも聞きます。
『君のイメージと完成した家はどれくらい差があったかい? その誤差が少なくなるように頑張ることだよ。』・・・と。 その為には、建築中の現場確認を週に一回は行ない、工程におけるズレ少なくしておくことです。
そして最後は、仕上がった家の最終チェックです。
お施主様と一緒になって、細かいチェックをすることです。完成してからでないと確認できない傷や建具の滑り・納まり・給排水などなど細部にわたり行うことです。日頃、各工程において確認を怠ると最後の最後にいやな思いをしなければなりませんね。。
■もうひとつは、環境利用価値のチェックです。
謙さんは、最終チェックをして、100%完璧と言う家に出合ったことはまだありません。それはプロの目からして、ハード(建物)としては、100%に近くても、ソフト(環境利用価値)としては、まだ未熟だからを思いますし、より高度化を求めているからです。
特に、幸せを生む住まいとしての環境チェツクですから、甘いチェックではその責任を果たせないから事は重大です。
家族の楽しい会話が何時までも続く住まい・・・家族愛が強まる住まい・・・
そのような家づくりをこれからもしたいものです。
■H様邸の家づくりの様子です。
http://blog.livedoor.jp/kirishimaj/archives/cat_50040545.html