the best of the way things turn out."
Art Linkletter, TV Host
最近私が目にしたもので、心に残っている格言です。
つまり、最終的に良い結果をを出せるのは、物事が
どうあろうともそのシチュエーションから、ベストを
引き出した人、という意味。
確かに、どんな状況でもベストにしてしまうことって
考えようによってはいくらでもできそうです。
でも、果たして私たちはいつもそうしているか
振り返ってみると、常にそうではないかも
しれませんね。
最近、あなたが経験したことで、落ち込んだことは
何ですか?つらかったことは?大変だったことは?
落ち込んだことやつらかったことは確かに大変だけど
これでよかったのだと思うには、どう捉えたらいいでしょう。
また、今ある状況をどうベストにできるでしょうか。
起きていること、起きてしまったことは変えられませんから、
私たちが後から意味づけを変えればいいのです。
たとえば、何かなくしてしまったら、新しくするチャンスだ、
と考えれば、なくしたこともベストにすりかえられます。
誰かと気まずくなったら、もしかしたら、その人間関係は
一度手を入れるか、清算する時期に来ているのかも
しれません。
そういえば以前、親しくしていたと思っていた人に、
納得のいかない批判をされて、ちょっと落ち込んでいる
友人がいました。
もともと何でも批判する人だったので驚かないけれど
こうして自分に向けられると落ち込む。頭では気にしなくて
いいとわかっているけれど、ちょっと気になってしまう、
という状態でした。
批判されて面白い人はいませんから当然なのですが
ここは見方を変えてみるのが一番。
その人とは縁を切るパーフェクトな理由をくれたことに
なるからパーフェクトじゃない?と別な見方を提案したところ、
その友人ははっと気づいたように、本当にそうねと
気づき、心が解放されたようでした。
恋人との別れやキャリアの切れ目なども同じように
見ることができます。
彼が去るなら、(多少悲しむ期間は必要かもしれませんが)
それはきっと、別な人が待っている、という証拠。
新しい人がやってくるために、彼は去らなくては
いけなかったのかも。
仕事がなくなるなら、別な仕事をしなさい、という
意味かもしれないし、自分の好きなことを仕事にしなさい、
なんていうメッセージかもしれません。
ベストを引き出すのと似たコンセプトで、
perfecting the present というのがあります。
現在(the present)を完璧なものとして
受け入れる、という意味です。
今あることは、すべて何か意味があり、だから
完璧だよ、という観点から物事を見てみるのです。
すると、本当に意味があることに気づけるはず。
あなた自身のこれまでを振り返っても、必ずそう
実感できるでしょう。意味のないことなら、まず
存在しませんから。
今ある状況に、何か意味があると信じて受け入れて
みましょう。そしてそこから、何かベストを引き出して
ください。
その先に、必ずベストの結果が待っていてくれるはずです。
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このコラムの執筆専門家
- 小倉 美紀
- (パーソナルコーチ)
- エナジー・コーチ エナジー・コーチ
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もっと自信を持ってバランス良く、元気にハッピーになりたい方(主に20~40代の女性)に向け、コーチングやセミナー、講演を実施しています。人生の幸せ、ビジネスの成功や自己実現のために、枠に捕われない考え方を提供し、内面から強くサポートします。
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