- 大泉 稔
- 「保険と金融」の相続総合研究所
- 東京都
- 研究員
対象:保険設計・保険見直し
生命保険や損害保険は「ネガティブな事」が起きた時に、保険金というお金を受け取ることができる商品です。なので、将来「ネガティブな事」が起きる前に、生命保険や損害保険を契約して「ネガティブ」に備えます。
本来、喜ぶべき「長寿=長生き」すら、「長生き」をリスクと考え、個人年金保険などを「若い時」に契約します。
お子様が生まれた時に、お子様の将来の進学に備えて、学資保険や子ども保険の契約を検討する人は多いでしょう。お子様の進学は「ネガティブな事」と思う人は、まず、いませんよね。
学資保険や子ども保険は、保険商品の中でも数少ない「将来の喜び」に備えるための商品ですね。
そんな「将来の喜び」に備えるための商品にも。
「お子様に万が一のことがあった場合に、親が保険金を受け取れる」オプションが付いている商品があります。お子様に万が一、つまり「親より子どもが先立つ」ということですが…。
「ネガティブな事」には間違いありませんし、これに勝るネガティブはありませんが、
果たして、親に保険金は必要なのでしょうか?
まして、成人を迎えること無く先立ってしまった子どもなのに…。
では、なぜ、「親を受取人とした、子どもの生命保障」というオプションがついているのでしょうか?
ちなみに、
子どもに生命保険(=生命保障)を掛けるのは、日本だけのようです。
アメリカでは、とても考えられないことらしいです。
このコラムの執筆専門家
- 大泉 稔
- (東京都 / 研究員)
- 「保険と金融」の相続総合研究所
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